プラネットミヤマクワガタ 購入編

前置き 

 今年の3月末、国産オオクワガタのペアを購入して、ペアリング後に産卵セットをゴールデンウィーク期間中に作成していました。実は、5年ほど前にもオオクワガタを購入しブリードしようとしましたがその時は産卵に失敗。今回で人生2回目のクワガタブリードになりますが、なんとか産卵に成功。なんとオオクワメス2匹から50匹以上も幼虫が取れました。

 7月上旬に割り出し、人生で初めて菌糸ビンを手に入れるべくペットショップで購入しました。その時にプラネットミヤマクワガタを見つけました。オスは75mm、メスはフリーサイズで9000円強。プラネットミヤマという種は昔から知ってましたが、ミヤマクワガタのブリードは難しそうなのでこの時はスルー。

 しかし、家に帰るもプラネットミヤマの存在が脳裏から離れません。ちょうどオオクワ幼虫用に冷温庫を購入したばかりだし、初心者の私でも低温管理すればいけるかも、、、

 プラネットミヤマについて色々調べていくうちに、ミヤマ系統の中では比較的ブリードしやすい種のようだ。外国産ミヤマといえば、ヨーロッパミヤマをはじめ、ケルプス、アクベシアヌスなどが人気で本種はヤフオクでもあまり見かけない。ただ、個人的には昔から知っている種なので贔屓目で見ている。

 意を決して購入を決意。菌糸ビンを購入した翌日に同店へ赴き、購入。この時の店員さんがとてもやさしく、符節欠けの個体を教えてくれて、生きのイイ個体を購入することができました。店員曰く国産ミヤマよりも多産してくれるそうです。7月上旬に購入したので外は30度を越えてます。このままだと生体が弱ってしまうので保冷剤も購入し大切に家へ持って帰りました。

 

 ベトナムのハザン省に生息していたwd品です。75mmのオスの写真。カブトムシでも見かける頭部中央の頭楯が魅力的ですね。購入後、さっそく冷温庫に入れ、21度保管。2日後にはペアリングを開始します。

   ここでプラネットミヤマクワガタに関して詳しく説明

 この3匹のうち左と真ん中がプラネットミヤマクワガタで右がヘルマンミヤマクワガタ。違いは分かりますか?

 実は大あごの付け根の内歯が出ているのがヘルマンで、プラネットには存在しません。他にもプラネットは金色の体毛に覆われていますがヘルマンは体毛が目立ちません。今回購入した個体は、写真真ん中の個体に似ています。

 体長は最大90mmを超える大型ミヤマで、他にもラミニフェルミヤマ、アングスティコルニスミヤマなど亜種があります。これらも非常に写真の個体と似ていますが、頭部中央の頭楯と呼ばれるV字状の二叉部分がありません。

 冒頭でも述べたようにこれらの種の飼育やブリードはミヤマの中では比較的簡単だそうです。しかし人気が無いためか、ヤフオクでの流通量は少ない、、、

次回以降はペアリング、産卵セット編を投稿します。


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